先日LEDを更に明るいモノに変更したバックランプだが、圧倒的な明るさで夜間の後方視認性が格段に良くなった。爆光の一歩手前くらいじゃないだろうか。そして今回はテール&ブレーキランプのLED化である。10年以上前に一度LED化してるのだが、その当時のLEDは光量不足甚だしくイマイチ。おまけにABSチェックランプが点灯したので元に戻した。
バックランプとは違い、テール&ブレーキランプのLED化にはいくつか問題があるようだ。一つは当時経験しているABSチェックランプの点灯。そしてハイマウントストップランプのゴースト点灯である。色々調べてみると、ABSチェックランプの点灯は300Ω〜1kΩの抵抗器をブレーキランプに並列接続する事で解決出来そうだ。そして抵抗器は酸化金属被膜510Ω/3wを用意。保険として330Ωも買っておいた。エーモンのリレーを抵抗器代わりにしてるお方も多くおられるようだが、、、それは違うやろ!そしてハイマウントのゴースト点灯対策として、他の弊害も考慮して整流ダイオードを使う事にした。電流の逆流防止である。
まずは抵抗器やダイオードを繋がず、バルブのみをLEDに交換し点灯チェック。奥さまに運転席から操作してもらった。テールランプok、ハイマウントのゴースト点灯なし、ブレーキランプok。次にエンジンを始動させ同じくチェック。テールランプok、ハイマウントのゴースト点灯なし、ブレーキランプok、、、okじゃない!ハイマウントしか点灯してないし!いや、けど何かおかしいぞ。ブレーキランプが点かないんじゃなくて、テールランプonの状態でブレーキランプまで点灯してしまってる。これは想定外。LEDの不具合ではなさそうだ。
なぜこうなるのか、、、ハイマウントが点灯するなら解るが、LED自体が点灯するメカニズムが解らない。電気は難しい・・・取り敢えずはセオリー通り、整流器と抵抗器で不具合防止策を講じる事に。抵抗器は510Ωではなく、保険として買っておいたより確実な330Ωを使う。はんだ小手を引っ張り出し、室内作業でハーネスを作成。LED化を断念する事も考慮して、すぐに電球仕様に戻せるようにハーネスはファストンとギボシでの接続とした。
ハーネスを組み込んだテールランプユニットをぎゃらん君に仮接続。そして再び奥さまに操作して貰い後方からチェック。テールランプokからブレーキ操作、、、正常動作、ok!!!メーターの減光動作、チェックランプも異常なし。 |