範囲を定めた条件下での燃費をサンプリングしデータ化することで、エンジンコンディションやメンテナンスの効果、季節毎の燃費の変化などを数値的に観察しています。従ってここで紹介してるデータはロングランなど燃費に有利に働く好条件下での測定値は対象外とし、
日常に於ける市街地走行での測定値をサンプリングにてデータ化しています。(2017年4月以降はその限りではない)管理ツールはEXCELで、納車当時から管理しているデータやグラフを画像化し、1回/月ベースで集計し更新しています。

2024年3月度の平均燃費 ⇒ 8.1km/l
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

@ ECU書き替え
エンスト対策でのサービスキャンペーン。エンジン特性が悪化し、燃費も著しく低下。プログラムを書き換え前に戻して貰いました。

A アーシング施工
燃費への貢献はありませんでした。

B エンジン交換
コンロッドに不具合が発生しエンジン交換。詳細は『メンテナンス』ページ 2006年2月の記録を参照

C SEV装着
燃費への貢献はありませんでした。

D 負圧計装着
負圧計監視での希薄燃焼走行を心掛けるも、その効果は数値として現れず。

E SEV移動
設置箇所の変更から6ヵ月間の燃費計測で前年度同期間のデータと比較した所、平均0.3km/Lの燃費向上を確認。SEV移動に関する詳細は、 エンジン関係 > SEVヘッドバランサー > 装着位置変更 を参照。

F WAKO'Sエアコン添加剤
燃費への貢献はありませんでした。エアコン添加剤に関する詳細は、エンジン関係 > エアコン添加剤 を参照。

Gインジェクタークリーナー
蓄積カーボンの除去を目的として三菱純正品を使用開始。 使用開始から12ヶ月間の燃費計測で前年度同期間のデータと比較した所、平均0.2km/Lの燃費向上を確認。現在、計測使用中。

Hフラッシング
燃費向上目的で実施した訳ではないが参考までにマーキング。燃費の向上には作用してないようだ。

IMT-10 SUPERIOR(オイル添加剤)
燃費向上目的で投入した訳ではない。メーカーHPにて『摩擦抵抗の低減によって燃費効率向上に貢献します』との謳い文句があったのでマーキング。

JVKB20 & ECUリセット
プラグの新品交換に伴いECUをリセット。燃費には特に影響ないようだ。

KNS-25&アライメント
足回りリフレッシュにより経過観察のためマーキング。

 

年度別推移(グラフ下側)を観察してみると、何れの年も類似したグラフ曲線を描いていることが解ります。また月度別平均(グラフ上側)ではエアコンを多用する夏期はグラフが落ち込んでいますが、もしエアコンを使用しなかったらグラフ線は山なりの曲線を描くであろうと推測できます。つまり気温や湿度が低い季節ほど燃費は悪化する傾向にあるとグラフから読み取ることが出来ます。尚、全てのプロットに対してグラフ線を描くと非常に見難くなるので、近年のデータにのみグラフ線を表示させてます。