ギャラン

タイロッドエンドブーツ交換

車輌名:三菱ギャラン

所要時間
運転席側:3.0時間(トラブル発生による)
助手席側:0.5時間

車輌型式:E-EA1A
作業実施日:2019年4月28日

 

作業工程 1    

ジャッキアップにてホイールを取り外す。ステアリングは切っておかなくてもギャランの場合特に作業性に問題はない。    
       
       
       
  作業工程 2    
 

ナックルアーム下側で留まっている割りピンを抜き取りナットを緩める。その際ナットは抜き取らずネジ部端末にツライチに掛けておき、次工程でのタイロッドエンドプーラー使用からネジ山を保護する。

 
 
 
 
   
   
   
   
作業工程 3  

タイロッドエンドプーラーをセット
する。ブーツとナックルアームの間に爪を割
り込ませ、緩めた割りピンナットにアームを掛ける。

 

用意したタイロッドエンドプーラーは中華
製。加工精度が非常に悪く、
センター位置から
ズレたボルト先端がアームのガイド溝に嵌まらず、
使用に当たり問題あり。ボルトに負荷が掛からないよ
う、事前にガイド溝をグラインダーで削り落としておいた。

 

作業工程 4

   
 

セットしたタイロッドエンドプーラーのボルトを19mmソケットで締め込み、トルクを掛けた状態でナックルアーム側面からハンマーで打撃を加える。更にボルトを締め込みつつ打撃を加えていくと、バーンと言う衝撃音と共にタイロッドエンドが圧入から解放されナックルアームから外れる。

作業工程 5

緩めていた割りピンナットを取り去り、ナックルアームからタイロッドエンドを抜き取る。

 

ここで問題発生。タイロッドエンドのネジ山端末に歪みが生じ
ていた。その為、割りピンナットを回してもタイロッドエンドがピ
ロボールから供回りしてナットが外れないトラブルに見舞われた。タイ
ロッドエンドをハンマーで再び圧入し、何とかナットを外す事が出来たのだが
、ネジ山歪みの原因は中華製プーラーのいびつなアーム形状に起因してた事が判明。

 

このトラブルを踏まえ助手席側の作
業では、【作業工程2】でツライチにし
てた割りピンナットは取り去り、ボルト部
及び割りピンナットのネジ山を保護するため、
同径同ピッチの別ナットに置き換えての作業とした。

 

作業工程 6

マイナス貫通ドライバーを使用し、ハンマーで叩きつつ圧入されたブーツを外す。

 

作業工程 7

 
 

ウエスで古く汚れたグリスを出来る限り拭き取り、新しいグリスをたっぷりと塗り込む。この時にピロボール部のガタを確認しておく。グリスは今回リチウムグリスを使用。

 

 

作業工程 8

 
 

新しいブーツを装着。ブーツの圧入には専用工具の代用品として36mmソケットを用いた。ソケットにブーツをセットし、ナックルアーム上でハンマーで叩き圧入。圧入後はブーツのカシメ部に隙間がないことを確認。

 

作業工程 9      

ブーツを圧入したタイロッドエンドをナックルアームに差し込み、
ナットを締め付け割りピンを装着して完了。

     
  【作業工程5】で記述したタイロッドエンドのネジ山歪みにより、そのままではナットを回すことが出来ず。ダイスは保有しておらず、ブーツ圧入前に極細のヤスリで地道にネジ山を補修した。