ギャラン

ドアミラーコントロールスイッチ補修工程

※ギャランシミラースイッチ修理


交換を前提にヤフオク調達した物は、シーソー式の格納SWに於いて中間位置でのホールドが非常にあまい状態となっていました。方向SWはクリック感も良好なので双方を分解し、状態良の部品をそれぞれから採用し二個一で組み直すことにしました。


作業工程 1

まず車輌からコントロールSWを取り外しますが、工具は一切不要です。コインポケットを開け、そこから手を突っ込んですぐ上の化粧カバーを手前に押し外します。

更にそこから手を突っ込み同じ要領で奥からミラーSWを手前に押すと外れます。カバー、スイッチ共に小さなフックで留まってるだけなので簡単に外すことが出来ます。画像の状態まで作業時間は10秒です。



作業工程 2


単体にした二個のSWは分解前に絞ったウエスで拭き上げておきす。過去の様々な失敗を糧に、こういった部品はクリーンな環境と状態で分解していくのを鉄則としています。ケースの勘合固定は両サイドの爪だけなので、隙間にマイナスドライバーを突っ込んでこじると分解することが出来ます。分解の際は基板に損傷を与えないよう注意して下さい。

作業工程 3

ケースを割るとこの状態まで部品を分離できます。左側のセットが車輌から外した物でイルミはLEDに変更、右側のセットがヤフオク調達品でイルミは純正のムギ球+青キャップです。

作業工程 4

格納SW部の状態が良くないヤフオク調達品は、やはり内部に破損がありました。構造の一部となっている樹脂成型部に割れがあり、センター位置を保つための部品と思われる金属製ボールが脱落してました。一方車輌から取り外したSWですが、

接触が良くない下方向の銅箔パターンに外観的な異常はなく、どちらかと言うと格納SW部の銅箔部に摩耗が見られました。双方一つ一つの部品の状態を確認し、それぞれから状態の良い部品を選出しました。


作業工程 5
各SWの接触部をクリーニングします。使用したのはオーディオ(カセットデッキ)用のアルコール系クリーニング液です。オーディオテクニカ製で赤が金属(ヘッド)用、

緑がラバー(ピンチローラー)用です。万能用として常備してある洗浄液で、

オーディオ用としては使ってません。そもそもカセットデッキなんか持ってないですから。この洗浄液を使って基板の銅箔パターンとゴムキーのカーボン接点を綿棒を使ってクリーニングしました。左右切替SWと格納SWの金属接点もクリーニング済みです。

 

作業工程 6

クリーニング後はSW接触部に触れないよう元通りに組み上げます。この時ラバーSWが位置ズレしやすいので注意が必要です。ラバーSWを基板に乗せた状態で水平を保ち、ケース本体に基板片側の爪を掛け、被せていくような感じで勘合させるとSW位置がズレることなく組むことが出来ます。


補修後は余計な力でキーを押し込むことなく、極めてスムーズにミラー角を調整できるようになりました。キーのクリック感などのヘタリは気にせず、接触感度を復活させるだけなら接点のクリーニングで改善を図れます。因みにリモコンキーのリチウム電池と電池端子のアルコール洗浄も効果があり、接点が復活し飛躍的に感度が上がります。

尚、今回ヤフオク調達した不具合発覚のSWは、フォグSWとセットで良品として(!)出品されてて安価で落札した物です。返品での再調達になると恐らく今回の値段では買えないので、出品者には本件不具合を伝えることなくサラっと取引を終了させてます。フォグSWは過去にon-off操作でヒンジ部から割れ、SWノブが脱落した経緯がありますので予備、補修用としての保有です。